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         心の住まい −心の栄養剤・心の語らい−  第112号  

    

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  「次々と挑戦してきた。慰めだけ言われていたら、

                     今の私はない。

     頭が悪いから、目が見えないからと、あまえていたら、

              恐らく一生懸命やっていなかっただろう。」          

 

 

 弁護士の竹下義樹氏の言葉です。

 

 竹下氏は中学3年生の頃、視力を失い、不自由は生活を余儀なくされました。

 しかし、司法試験を点字で受け、盲人として初めて弁護士になられた人です。

 

 人は平たんな道を歩むことには慣れていますが、

 下り坂に直面すると、すぐに転げ落ちてしまいます。

 

 踏ん張る力を持ち備えていながらも、その力に気づかず、

 坂道の傾斜を見ただけで諦めてしまいます。

 

 また人は、できない理由をすぐに探します。

 できない理由から生まれる居心地の良さを求めてしまうのです。

 

 実は、できる理由を見つけることも、人は得意なのです。

 ただそれを放棄しているだけに過ぎません。

 

 機能や能力の部分的な劣後は、

 全ての不可能を意味することではありません。

 将来の展望を失うことでもありません。

 

 一つの明りが消滅しても、

 ほかの明りはまだ、たくさん灯っています。

 

 




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